
内科・食道胃腸内科・生活習慣病相談
かもいクリニック
午前/9:00~12:00 午後/16:00~ 19:30
休診日 木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
TEL 06-6417-4107
Kamoi Clinic

診療内容
TREATMENT
内科
急性上気道炎
急性上気道炎の中には COVI-19(新型コロナウイルス)、インフルエンザも含まれます。ワクチン接種が充分されている方は特に発熱がなかったり、微熱程度だったりする方もいます。発熱の有無に関わらず咽頭痛、咳、鼻汁などの風邪症状のある方は一般の患者さんと一緒に待合で待つことができません。受診する前に必ず電話連絡してから指示に従ってください。別待合で待ってもらいます。自家用車で来院の方は駐車場に着いた時に電話し車内で待機してください。別室か車 内で抗原検査をいたします。
さてCOVID-19でもインフルエンザでもなければいわゆるカゼということになります。
%20(1).jpeg)
いわゆるカゼとは、咳、痰、のどの痛み、鼻水などの諸症状が急性に起きる病気で、原因はライノウイルスを主体にその他の弱毒ウイルスの感染によるとされています。だいたい4日から10日ぐらいで自然治癒します。大人は1年間にだいたい2回以上カゼをひくそうです(0回の人もいれば4回の人もいる)。3日で治る場合もあるし2週間かかる場合もあります。いつか治りまし、いつも効く薬はないのです。患者さんは自分の経験で話をされまますが、医者は科学的な(エビデンスに基づいて)話をしますので、それが理解が噛み合ない原因でしょう。だれでもかかる病気ともなればなおさらその格差が激しくなるのでしょう。
ただし、はっきりカゼと分かっていればという話です。厄介なのは、細菌性の扁桃腺炎は症状が似ているし、喘息ある方は発作が誘発されたり、免疫力の低下した方は肺炎や副鼻腔炎などの合併症を起こすことがあったり、カゼと思ったら膠原病など重篤な病気の初期だったということがまれにあるからです。カゼを診断する検査はありませんが、他の病気でないか、あるいは合併症はないかチェックするために検査、経過観察する場合があります。
医者は重篤な病気でなくカゼで良かったなと思い、患者さんはカゼぐらいなら早く治せと思う、やれやれいつまでたっても...
食道胃腸内科
特殊光観察による内視鏡装置
胃カメラ、大腸内視鏡検査の光源装置を最新式のものに一新いたしました。これには特殊光観察(NBI)という機能がついています。NBIとは特殊な青い光を当てる事によって、粘膜表面に近いところの毛細血管の観察ができ、粘膜表面の癌つまり早期癌の発見、診断に有効な装置です。特に食道表在癌は凹凸のない癌が多く通常内視鏡では発見が困難でルゴール染色が必要でしたが、ルゴールには胸焼けなどの副作用を伴うため積極的に行えません。

NBIですと副作用もなく通常の胃カメラの一環で観察可能です。喫煙される方、アルコールを多飲される方、咽頭・喉頭癌の治療された事のある方などは食道癌のリスクが高いですので普通のカメラで大丈夫と言われた方でも一度検査される事をお勧めいたします。
ピロリ菌:胃検診
今まで、そして今でも胃癌検診とは40歳以上の人全員に年に1回バリウムを飲ませて胃透視をすることで行われてきました。胃癌とピロリ菌の関係はすでに明らかになっております。胃内にピロリ菌が感染していない人はほとんど胃癌(腺癌)にはなりません。ピロリ菌に感染している人の中の1~2%に胃癌が発生します。ですからピロリ菌のいる人といない人で同等に胃癌検診を行うのはムダが多いと言わざるをえません。専門家の間では現行の胃癌検診方法を疑問視する声があがっています。ピロリ菌も胃炎が強くなりすぎると胃内に住めなくなって自然消滅する場合があります。このような方もピロリ菌が過去にいたために胃癌のリスクが高いですので、このような方も見逃さないようにしなければなりません。以上のようなことを考慮してピロリ菌健診をデザインしました。胃検診または胃カメラをためらわれてる方はまずはピロリ菌健診をどうぞ!
目的
簡便な採血でピロリ菌感染の有無と胃炎の状態から胃癌リスクを知り、無駄なく胃癌精密検診を振り分ける。
対象者
今までピロリ菌の有無を診断されたことがない方 。
方法
問診と採血5ml
結果判定までの時間
約1週間
費用
保険外診療となりますので3,900円(税込)かかります。
大腸ポリープ
大腸ポリープは大腸癌の芽になる良性腫瘍で内視鏡的切除により大腸癌の頻度を下げることができます。日帰り手術ができます。便潜血反応で陽性が出たり肉眼出血を見た場合は大腸内視鏡検査を受けましょう。
生活習慣病相談
生活習慣病とは高脂血症、糖尿病、高血圧、高尿酸血症などを言います。運動、食事療法が基本となる病気です。食事療法とは減らすべき食品を知ると事から始まります。
減らすことであって何か特定の食品をたくさん摂取して改善することはありません。引き算で治療しなければいけません。医薬品以外のサプリやトクホなどの追加もエビデンスはありません。

高脂血症
高脂血症には2種類あります。高コレステロール血症と高中性脂肪血症です。この2種類で食事療法が全く異なります。
高コレステロール血症では避けるべき食品は魚以外の動物性の食品です。肉そのもの、乳製品(バター、チーズ、牛乳)、卵などです。
高中性脂肪症の場合は避けるべきは脂肪ではなく糖質(ご飯、麺類、パン、間食、デザート、果物など)とアルコールです。特にアルコールは悪いです。落とし穴としては果物は健康に良さそうですが果糖が含まれ中性脂肪を上げやすいとされています。
糖尿病
血糖値が上がる病気ですので避けるものは当然糖質(ご飯、 麺類、パン、間食、デザート、果物など)です。糖質制限を基本としますが、バランスよく摂取するためにカロリー計算 がありますが素人には困難です。主食を減らして野菜系のおかずを増やします。ベジファースト言って先にサラダを摂取してご飯を後回しにすることも血糖値上昇を緩やかにすることができます。
どうしても甘いものが欲しければデザートとして食直後に少量摂取してください。間食として3時のおやつは取らないでください。インスリンは食直後しか分泌されませんので間で食べるとインスリンの効果が出ません。あと運動療法ですが運動するなら食後に行ってインスリンの効果を助けましょう。
高血圧
塩分制限に尽きます。
高尿酸血症
避けるべき食品は魚介類とその卵、エビ、タコ、イカ等、特にそれらの干したもの(スルメ、ヒモノ)もつ類です。あと一番大事な物がアルコールです。ビール(プリン体)だけでなくアルコール全般に尿酸値を上昇させますので気を付けましょう。

血圧脈波検査
当院では今回、動脈硬化の程度を測定するのため血圧脈波検査装置を導入いたしました。血管年齢が判定できます!高血圧、糖尿病、高脂血症など動脈硬化がご心配な方はどうぞ。
お問い合わせ
CONTACT
内科・食道胃腸内科・生活習慣病相談
院長:鴨井 隆一
受付時間
午前/9:00~12:00 午後/16:00~ 19:30
休診日 木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
アクセス
TEL 06-6417-4107
〒660-0893 兵庫県尼崎市西難波町3丁目23-8
電車をご利用の場合
阪神出屋敷駅から徒歩10分
JR立花駅より徒歩20分
バスをご利用の場合
国道2号線阪神バス・市バス昭和通8丁目停留所すぐ
車をご利用の場合
駐車場あり